肉食 ＶＳ 菜食
- 院長ブログ
昔からの「食の重要テーマ」である、肉食はダメなのか？マクロビなどの菜食主義はどうなのか？
を考えたいと思います。
現在、私自身は、肉＆植物性タンパク質を多めに摂り、糖質制限＆グルテンフリー生活をしておりますが、明らかに、体調、脳の状態（思考、記憶力などの脳の機能）は３０～４０代の時よりも良い感じがしております。
肉はダメ派・・・肉を食べると、肉自体が腸内で腐敗してガスが発生し腸内環境が最悪になる・・・という説があります。確かにそうだと思いますが、肉と同時に野菜を摂る、乳酸菌が多いものを摂る。これらでほぼ解決してます。
これは、肉を食べた次の日まで、「便がかなり臭く匂う、おならも臭い」・・・などで判断できます。肉と野菜多めに食べたことで腸内環境はそんなに悪化してません。韓国焼肉で「サンチュ」「キムチ」を多めに摂る習慣などはかなり理に適っていると思われます。
何故に肉を食べるか？これ意外と知られておりません。
お肉には脳に必要な必須アミノ酸がたっぷり含まれております。なので、脳の機能を高めるためには肉が必要なのです。サプリで対応しようとするとかなりの量が必要になったり、長く続かなかったりします。脳の機能を高めることで「自己免疫」もアップする訳です。
知っている方は知っていますが・・・マクロビオティック、ビーガン（完全な菜食）の方たちは、以前から、５０～６０代で亡くなっている方が多いですし、ガンや鬱にかかりやすくなっていることも指摘されております。
確かに・・・日本のマクロビの大御所は早くに亡くなられましたよね。
欧米の情報ではマクロビで鬱になってしまった・・というのはネット上で見たことも有ります。
野菜推進派・・・確かに、野菜だけの食事、野菜ジュースのみで癌が治った・・・などの記事も多くみられます。
これは、癌などの重篤な疾患は身体の「悪いもの」をため込んでしまったために起こる病気ですから、「身体浄化」という点においては野菜は重要かと思います。しかしながら・・・これを継続して何年も・・・となると話は別です。
ですので、普通に考えれば、身体浄化が必要な時は一旦、野菜で浄化を促して、疾患が良くなったり、調子が良くなったら、その後は普通に肉も食べていく・・ということかな～・・と考えております。
一番良いのは、やはりバランスなのでしょう。 野菜も肉もバランスを考えて摂る・・だと思います。
腸内環境には当然、乳酸菌植え付けも必要なので以前から豆乳ヨーグルトはお勧めしておりますが、これは肉派＆野菜派、関係なく摂ってほしい逸品です。
最近、「ＭＥＣ食」なる食事療法も出てきてます。 たしか・・発端は沖縄在住の医師が始めたそうですが、肉（Ｍｅｅｔ），卵（Ｅｇｇ），チーズ（Ｃｈｅｅｓｅ）の三点を多めに摂る・・というものです。これで多くの疾患が治るそうです。
ＭＥＣ療法は今では全国に広がり、それを指導する医師も出てきてます。昔だったら、考えられない事でしょうね。
ただし、これは医師の指導の下に初めて方が良さそうです。
重い疾患があって、なおかつ便秘があれば、おそらくＭＥＣ食は逆効果になり得ません。この辺は、適応できる人と出来ない人が分かれてしまうと思います。
もう一つ、肉派＆野菜派どちらの方にもお勧めしていますのが「糖質制限」です。糖質が身体に及ぼす悪影響はネットで調べれば多く出てきますが、これも自身の経験から、糖質抜きを開始すると体質が変わったように身体自体が良い状態になります。ただし、一切抜く・・・というのはやっておりません。
私は一日、二食か一食なのですが、二食食べるとき昼間にはご飯をおにぎり一個か二個分ほど食べてます。夜は糖質は抜きます。
これが良い感じでしょうね～ 完全な糖質抜きは重篤な疾患をお持ちの方がやるべきかと思います。
ある医師が・・・「肉も野菜も安全な物でないとダメだ」と言っておりますが・・
現代の食べ物で、オーガニックとか無農薬とか・・・それが一番良いのは誰だって分かってます。
しかしながら、そのような高額なものを毎日食べられるのは、一部のお金持ちに限られます。
そこを分かっているのか？分かっていないのか？ ネット上で宣伝兼ねている医師もいますが、普通は「一部の人しか通用しない、矛盾している考え」であることは見抜けますよね～
逆に、農薬、ホルモン剤、重金属など本来、体に取り入れてはいけないものは多く存在しますが、身体の浄化機能が十分に備わっていれば、それらの浄化も身体がしてくれますし、浄化を促す食べ物を摂って、そして浄化を促す「レイキ」を流しておれば問題ないかと思います。
現在、疾患持ちで、「何を食べたらよいのか？分からない」という方は、個別に相談に乗りますのでお問合せください。
プラナヒーリング施療院 代表 川原秀樹
