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グルテンフリーの憂鬱

  • 院長ブログ

昨今の健康法でグルテンフリー(小麦抜き)が流行ってます。今年の夏にも同じようにブログで書いてます。

 

当院も、疾患の状態によってはお勧めしていますし、殆どの方に勧めています。

 

私自身もレイキやる前はアレルギー体質でして花粉症、目と耳が痒くなる・・などの症状を抱えておりました。レイキ実践してからほぼ無くなりましたが、未だに、小麦を大量に摂ったり、特定の食べ物を食べると、花粉症は出ないですが、目耳が痒くなります。(小麦がダメな要因はリーキーガット症候群でネット検索です)

 

これらの症状は、グルテンが要因であることを自身の実験で身をもって突き止めたのですが、「だったら、小麦抜きすれば良いか~」ぐらいの軽い気持ちで行うと、実行はかなり大変です。何故なら?周りには小麦を使っていない食べ物を探すのが大変な環境だからなのです。

 

当院の場合、命に関わる疾患・・例えば、重度の喘息、難病、腸の重い疾患などは間違いなく、「完全のグルテンフリー」を指導しますが、この状況は例えば、ソースなど調味料、天ぷら&から揚げなどの揚げ物の衣なども徹底して「小麦抜き」とします。

 

多少のアレルギー、そんなに酷くない症状などは、簡易式なグルテンフリーです。つまり・・・調味料とか多少、小麦を使用している食品は余程毎日食べなければOK。そして一か月に一回ぐらいはパン、麺類などもOKとしてます。要するに・・毎日食べちゃうことがダメなのです。

ただし、アトピーなどのアレルギー、「心の病全般」の方は状態が個々によって違いますから、当院が指導しております。

私も簡易式をやっておりますが、家内が買ってきた美味しそうな御菓子などをついつい食べてしまい、後で後悔するときもあります。食べた夜に、目と耳に痒みが襲ってくるのです。

元々が長い期間、アレルギー体質でしたから、私自身も完全にグルテンフリーしなければダメだと思いますが、まぁ、命に関わることもないし、多少の痒みだったら・・な感じで「緩い実践法」なのです。

 

当院に来られたクライアントさんで・・・重度のアトピーの方がいました。顔中、酷い状態ですし両手も酷かったです。レイキが一時的に効きまして楽になった期間はありましたが、その後また再発。で、話を聞いてみると・・「パンが止められない」とのことでした。それも、ほぼ毎日食べている・・とのこと。これは、いくらレイキで免疫を調節しても腸内環境を荒らしてしまう小麦を摂っていればダメです。とくに酷いアトピーの場合はどんどん酷くなる可能性もあります。

 

小麦というのは、特異な物質で、脳内麻薬的な状況を作り出し、「あぁ~また食べたい」という状況を作り出すようです。(ネットで調べると多くのエビデンスあります)なので、なかなか止められないのです。とくに、ラーメン、うどん、パンなど思いっきりはまっている方たちも周りに多いですよね~?

しょうがないと思いますが、重篤な疾患をお持ちの方は止めた方が無難です。

 

実は腸内環境は脳内環境を表す・・・というものがありまして、鬱、不安、発達障害、統合失調症なども、グルテンフリーを実践して、間もなく症状が改善することも多々あるようです。当院でもこれは実証しております。

 

と言いつつ・・・実は私はイタリアンが大好きでして、イタリアンに小麦は付き物。。ワインとともに食すとたまらない満足感があります。(これが脳内麻薬状態なのであろうか? 笑)それを考えるとまたまた憂鬱になってしまうのでした。

なので、今は半年に一回限定です(^^:)

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プラナヒーリング代表  川原秀樹

 

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